20歳で上場企業の飲食店店長になれた話

いらっしゃいませ!!22歳飲食店店長(ちょろえ)と申します。

名前だけでも覚えてってくださいませ

私は20歳の時に飲食店の店長になり、今現在(22歳)も飲食店で店長として仕事をさせていただいてます。本記事は自己紹介程度になりますが、”なぜ20歳で飲食店長になれたのか” についてお話しさせていただきたいと思っています。この令和の時代にリーダーをされている方々やこれからリーダーを目指したい!そんな方々に少しでも参考になればと思います。

1.学生時代

生まれも育ちも北海道で小学校、中学校は本当にごく普通の学生生活を送っていました。

唯一サッカーをクラブチームで続けており、運動神経だけ無駄に良かった記憶があります。勉強面では良くて中の下ぐらいでしたかね…

高校はサッカーだけは頑張っていたので、特待生として入学することができました。中学、高校と全国大会に出るくらいの強豪に所属していました。

高校サッカー引退間近に怪我をしてしまい良い終わり方はできなかったのもあり、高校生にてサッカーを引退。

東京の大学に進学を決意します。高校が附属校だったためエスカレーターでそのまま進学することができ、受験期間を1度も通らず大学へ進学。

田舎民には夢の東京生活の始まりです。

2.魔のフリーター期間

東京の某私立大学に進学し、さあいざ大学生活へ、、、

と、ここでまさかの出来事が、、、

なんと、ほとんどの講義がコロナウイルスの蔓延によりリモート授業だったのです。

アレ、ボクノダイガクセイカツハ、、、

こんなスタートを切り、最初の講義から参加しない授業が既にでき始めました。

体育、新入生セミナーなどあまりにも楽しそうなやつばかり参加していました。まあほぼ東京で大学生活を送りたい!!とかいう理由で飛び出てきたやつはこんなもんです。

そこで約半年経たないうちに、大学を中退しました。

この先どうしようか、、お金もなければ学力もない。学歴も大学中退、、路頭に迷うことになります。

実際在学中にアルバイトをしていたイタリアンバルのお店ででバイトしながら生活していきました。この期間がおよそ1年半ほどです。

いざ中退してみて気づいたことがいくつかありました。

それは、時間が無限にある。逆になんでもできるということでした。

時間が無限にあるということは、まず考える時間があります。そこで選択肢に浮かんだのが3つ

  • 在学中だと時間の確保がしずらい資格の取得しようか…
  • 起業、フリーランスで活動しようか…
  • 就職して実務経験を積もうか…

同学年の大学生たちが就職するまで、あと3年半あります。

ただ、資格の取得をしようが、フリーランスとして動こうが、実務経験を積まなければ、不可能に近いということに気づきました。

というわけで、アルバイトをしながら勉強をして就職先を一旦選びました。

19歳 魂の就職!!

フリーターとしての生活を始めて、約1年半が経ちました。

何かを得ましたかと聞かれると、この当時は「やべえほぼなんもできてねえ…」

みたいな感じで思っていた記憶があります。資格を取得したわけでもなければ、就活をしていたわけでもありません。本当に人間は、決まった予定がないと基本的に堕落していきます。身をもって体感しましたね…

実際そんな状態でも、就職ができたんですよこれが!!!

どこに就職したん…

なんとアルバイトで働いていたお店で、正社員として雇ってくださるとのことだったのです。

えええええええええやったーーーーーーわーーーーい

とはいえ簡単に話が進んだわけではありませんでした。というのも、この会社は関東圏では多少知名度があり、一部上場企業でした。この時正社員の人数がかなり足りている状態で、私を採用してしまうと、少し過剰だという判断を当初されてしまいました。

実際アルバイトにも良くて週2〜3日程度、仕事もあまりできずに1つのポジションばかりを行なっていた状態です。まあそんな人間を少し過剰な状態で採用はしないですよね。そりゃそう

だけどもうここに入るのが一番手っ取り早い!!と思った私は、なんとしても入社するために戦略を練りました。大まかですが説明させていただきます。

まず初めに、最低限全てのオペレーションを身につける。これは当然ですね

積極的にこれ覚えたい!!や他のポジションをやってみたいと熱意を見せ、短期間で覚えていく。間違いなくこれは必須です。

次に、他のアルバイトさんたちに引けを取らない圧倒的なオペレーション能力に磨いていく。

これに関しては、そう短時間でできることではないと思いますがやりようはあります。別記事で書いてみたいと思います。

そしてかなりお店にとって重宝したいスタッフになった時、大きな信頼をされていきます。どんな子でも大事な従業員さんたちですが、やはり何か長けている従業員さんはできれば手放したくないです。

この環境が整った時に、私は最後の一手を打ちます。

それは、今この会社は、このお店はこんな状況で、私が社員として入ることによりこのようなメリットがあります。みたいな説明とともに、社長に自ら直談判しにいきました(笑)

今考えてみればなかなかぶっ飛んだやつですね

ただこの甲斐あって、そんなに言うならと入社させていただけることになりました!!

一旦、社会人としてのキャリアだったり。信用だったりをある程度、得れるところまで来ることができました。

20歳で飲食店の店長へ

ここまでの年齢的に、社員になってから店長になるまでどれくらいの期間だったのか、シンプルに気になるところだとは思います。

それは…

4ヶ月!!!!!いえーーーーーーーーーーい

はい、おかしいです。

ちなみに最初に言っておきますが、とんでもない超有能人材、、とかではありません。

もちろん必死に営業をぶん回し、食材原価や人件費率を向上させたり、昼営業を新しく始めたりで、運だけで店長になりました!!!

みたいなことは言いません。それなりにできることを考え勉強し、その時やれることはほとんどやれたつもりです。

あまり大きな声では言えませんが、お昼前から出勤し、ランチ営業、通常営業、深夜営業、退勤(AM 5:00)、またお昼前に出勤みたいな生活をしていた時期もありました。退勤して次の日の準備をして、玄関でリュックを背負いながら寝てた時期もありました(笑)

実際そんなこんなでもがいてましたが、転期は突然訪れました。

私が働いていた店舗の店長が辞めることになったのです。正直喜びました。

その当時の店長はかなり感情の起伏が激しく、その上オペレーションに対して入らずパソコン作業ばかりしていました。それも実際仕事をしていたかは諸説あり…

これはチャンスだと、燃え上がった記憶がありますね。

ただこちらも簡単な話ではありませんでした。

冷静に考えて、最近までポンコツアルバイトで入社間もない20歳の若造にお店の責任者なんて抜選するわけがありません。

ここで私は蒔いていた種を咲かせる時です!!

入社しようと考えた頃から、店長としてのマインドだったり諸々を本やyoutubeで学んでいました。

そしてさらに、アルバイトさんたちには私がいつ店長になってもいいように、泥臭く仕事を行って信頼を得ていました。しかも当時の店長が散々だったおかげで、自然と私を味方してくれてたりしました。これはありがたかったのかな…?(笑)

そして上層部の方々も、こんな勢いのある若造を応援してくださっていたりして、関わる機会が多かってので、都度熱い思いを可愛がってもらえる塩梅で伝えたりしてゴマスリしていました。

令和のリーダーが、アルバイトにどういう姿を見せていくべきなのか、部下にどんな差型を見せればいいのか、は別ブログに記載したいと思います。

そんなこんなで、最後にはお得意の直談判です(笑)

社長に店長になるための熱意と、こんなことをやりたい、こんなお店にしていきたい。みたいなポートフォリオを作成し突撃していきました。

これをしていなかったらまだ店長を経験できてなかった可能性もあるかなって思います。

上司の手助けと社長のおかげもあって、20歳飲食店店長の誕生でございます。

まとめ

とまあだいぶ波乱な人生を今のところ歩んでるのかなと思います(笑)

なかなかできるようなことではないことを、この年齢で経験できているのはそうないことだと思います。

だからこそ、いわゆるZ世代との向き合い方や若いリーダーの目線を共有できる部分は多いのかなと思います。読んでくださる皆様に、少しでも参考になる発信ができればと思います。

ご来店ありがとうございました!!!っと

コメント

タイトルとURLをコピーしました